団体戦回避。足より何より……

2018年2月5日

ゆづ君が団体戦を回避したことで、怪我の具合がぐっと悪いのではないかというような論調が増えた気がしますが、必ずしもそうではないのでは、と思うのです。

だってゆづ君、超一流アスリートで脱いだらスゴいムッキムキの筋肉質な体だけど、からだ弱いじゃないですか……。

そもそも今回の怪我に繋がったのだって、移動の疲れで高熱だしちゃって下がって間もない練習で4Lz跳んじゃったせいなんでしょ。

つまり、環境変化に弱い。環境適応力が低いんですよ。
温室の蘭か。高山植物か。希少種であることにはかわりないが。

ホントゆづ君を見てると、人間どんなに鍛えても鍛えられない場所があることがわかるというか、筋肉ムキムキでも丈夫とは限らないと思わせられるというか……。

そこへきて、平昌ですわ。体感温度マイナス20度とかいう世界。真冬の帯広なみ！！めっちゃ寒い日の旭川くらい。まぁ、朱鞠内や幌加内にはかなわないが……。

ゆづ君が過ごしているトロントもめっちゃ寒いみたいですが、そこはもう6年過ごしている場所。去年四大陸でちょこっといっただけの場所とはワケが違う。

開会式の会場なんて、吹きっさらしだって話じゃないですか。なんか暴風幕貼るとかいってましたが、壁じゃなくて幕ですよ、幕！考えただけで寒いわ！
そんなところに開会式とかいって3時間程もいなきゃならんとか、なんの罰ゲーム？拷問？凍死者何人でるかの実験なの？ねぇ。

私はいっそのこと、開会式の入場行進なんて、風邪引こうがどうしようがどーってことない、セイコ以下役員のおっさんおばはん連中に丸投げして、選手はみんな試合ギリギリに行けばいいと思ってました。

ただでさえ、日本国内でインフルエンザ流行ってるとかいってるときに、空港みたいな人の多い場所経由して、そんなクソ寒い、設備もアヤシイ場所に何日も滞在するなんて、アホのすることじゃねーかって。

大体、日程的に微妙じゃないですか、団体戦……。もうホントこんなのイラナイのに、といつも思うんですけどねぇ……。北米系が輝けるチャンスをみすみす捨てるとは思えないんで、今後もあり続けるんでしょうけども。

団体戦にでちゃったら、応援もあるしほぼ1ヶ月間ずーっと平昌にいることになります。
環境変化に弱いゆづ君にとって、過酷に寒い上になれない場所である平昌に居続けるコトは身体的にかなりのリスクになると予想されます。

ゆづ君じゃなくても、他の競技の選手の皆さんだって、ヤバイですよ今回。風は思う以上に体温を奪います。ホント、可能な限り思いつくだけの防寒装備・設備、用意しないと、マジ競技の日にインフルアウトとか何人も出そうな気が。

観客として行かれるみなさんも、ほんっっっっっっとーに、しつこいくらいの防寒装備あったほうがいいです。ホッカイロは箱買い持参で！寒そうにしてる選手みかけたら、日本人選手じゃなくても分けて上げて下さい……。

ロッテ製品なら韓国的に使っても怒れない！

さっきNHKの映像で見た限りでは、スケート競技場近辺に雪はなさそうですが、吹きっさらしでかなり強い風が吹いてるようでした。アナウンサーもすごく寒そうで、鼻声でしたし。

なので、ゆづ君の団体戦回避を怪我の具合がよろしくない、と安易に結びつけて不安感を煽るマスコミには注意しましょう。必ずしもそうとは限りません。

前の記事にも書きましたが、ゆづ君の状態はフタをあけてみるまでわかりません。
7日に放送のnhkスペシャルも、どこまで密着できているか、謎ですしね。